連日稽古。
連日
闘っている
何と闘ってるか
蜷川さんは『怠情』と戦っていた
台詞すら完璧に入れてこないタレント
今までの経験にしかすがる事が出来ないベテラン風吹かす役者やスタッフ
エトセトラエトセトラ
気が狂ったようにそれを排除していた
僕の団体は変わり続ける
変化し続ける
その為に不必要な古い考えや体制は見直す
そして
更に良いものを、良い芝居を提供し続ける
僕たちはいつも全国オーディションで厳選する
毎公演が旗揚げ&解散公演なのだ
史実のキャラクターをどこまでデフォルメした形で提供するのか
僕は前回から100冊以上様々なものを考察したけど
土方歳三の描写ひとつにしても全然違うのだ
既存の知識はまず疑いクロノスにとっての、物語にとってのデフォルメしたキャラクターのポジショニングを演者のインスピレーションと演出家が最後まで模索しなければ
今回の挑戦になんの意味もなくなってしまうのだ
今までの作品とはまったく違うのだ
史実は死ぬほど勉強したけどその上でデフォルメ
時には作法、文化、歩き方、座り方ですら様式とは違う様にしなければならない、抜き稽古や止め通しはその模索期間だろう
全てを懐疑し更に先に進む事こそ別世界ブランドであり
芸術に、他ならない
舞台=芝居ではない
舞台=演劇=芸術なのである
臨戦体制
役者はよく戦っている
ただ個人差ももちろんある
だからこそ次は
全体の
チームプレイで戦いたい
全ては全ての人の感動の為に

今年も良い人とのご縁がありますように