
はれのひ事件
一生に一度だけの『成人式』
それが1企業の無責任な行動で台無しとなった
その機会は一生に一度しかない
それを奪われた
本人だけでなく
ずっと
ずっと育ててきた
親御さんや親族の悲しみも大きい
この事件の社長の会見に納得していない人も多い
そもそも晴れ着を扱うということはどういう事か
時代劇を扱う者ならば必ず知っておきたい
『晴れ着』とは
『晴れ着』
はれぎ晴の日に着る衣服をいい、普段着(褻(け)の服)に対することばとして用いられる。人の一生における通過儀礼の冠婚葬祭、すなわち誕生、髪置(かみおき)、袴着(はかまぎ)、帯解(おびとき)の祝い、成年式、婚礼、還暦祝い、葬式、法要などのときには、それぞれの身祝いのしきたりにのっとった盛装をし、また忌み衣を身につける。昔から晴の儀式、祝賀会などには礼装に身を改めて参加し、正月、盆、節供、氏神祭礼などの年中行事には、仕事着を脱いで、汚れのつかない、こざっぱりした衣服に改めた。普段より装いを凝らすところから、「よそい」「よそいぎもん」といい、めでたいときに餅(もち)をつく風習があるので、餅食い衣装ともいわれた。宮参りの赤子には被(かぶ)り着物(きもん)をかけて、無事に成育することを祈願した。正月や盆のときに着る晴れ着を節物(せつもん)という地方もある。着物を意味する「ご」をつけて、正月の着物を正月ご、お盆に着る着物を盆(ぼん)ご、祭礼に着る着物を祭(まつり)ごなどということばも西日本各地にある。田植の着物は五月(さつき)ごである。かつて農業国であった日本民族にとって、田植はたいせつな祭りの行事で、絣(かすり)の着物に、手拭(てぬぐい)、色襷(だすき)で身を装い、豊穣(ほうじょう)を祈りつつ、田植唄(うた)を歌って農作業をした。
『晴れ着』は成人式にだけ着るものでなく
日本人の大切なパトリズム(故郷愛みたいな理念思想)が
不可欠であるという事
『晴れ着』にはそんな時代を越えた大切な意味が込められている
さて、横浜で起こったこの事件
成人式の司会は松本梨香さんだった
成人式中は分からなかったみたいだが
後で聞いて悲しみと悔しさで泣いたらしい
梨香さんは人一倍優しいから…
そう案じてた時ありがたい事に
『まんまるプロジェクト』のご招待を頂いた
『まんまるプロジェクト』は松本梨香さんが笑顔と笑顔がつながって地球みんなが笑顔になれますように
そのような想いで行われているライブ
それに行ってきた
梨香さんは日本酒が好きなので(以前僕の舞台に重要な役で出て頂いた時も打ち上げの時も最後は日本酒だったし(笑))
元旦しぼりを差し入れにした


梨香さんは元々大衆演劇の出身
晴れ着の意味も知っているし
何故これを差し入れたのかもわかってくれるはず
現に最後楽屋で
『ライブで人生初めて泣いた』と言ったら
とても静かに
同じ事やってるからだよ
と
おっしゃって頂いた
ありがたかった
本当に
ただただ
本当に