以下「旬コラム」より

私の周りには「梅雨が嫌いだ」という人が多いです。
雨が降って外で遊べない、ジメジメして洗濯物が乾かない、雨で革靴が傷むなど、理由をあげればきりがありません。
しかし、日本にとって梅雨は絶対に必要な時期。人間や全ての生物は、水なくして生きていけない…
そして、その水を確保する為には雨が必要です。日本では、梅雨時期に一年分の水を蓄えています。また、それ以外の季節でも雨が降るため、水がなくなるという危機感はあまりありません。しかし、それでも夏場になると場所によっては水不足に悩まされる地域もあります。もし、日本に梅雨がなければと想像してみてください。四季のほとんどが乾期になり、秋に実るはずの稲は全て枯れて食べ物がなくなり、炊事・洗濯はもちろんお風呂などはもってのほか。想像するだけでも恐ろしいです。 このように、梅雨は梅雨がもたらす災害以外は日本にとってなくてはならない大きな存在なのです。「今年はから梅雨だ」というニュースが流れれば喜ぶのではなく、雨が降るように祈るぐらいの気持ちがあってもよいのではないでしょうか。
…なるへそ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆