
どうして演劇とエンターテイメント(殺陣とか)をごった返しにして考えるのだろう。
『日本の芸術性が落ちているー。』
今、危機を感じている。
10年以上やっていると、年に一回か二回現れる
まず
①うちの舞台に出る
↓
②下手くそ&ナルシストだったので使わなくなる
↓
③寂しくなり、必要以上に傷つく
↓
④うちに出ていたメンバーなどを集め(この世界の常識はきっかけになった集団や団体の責任者トップがご挨拶する事が当たり前であり筋!当然!)公演をうつなどして、自分が重要ポジションをやることで、自己重要性の再認知を起こす。
↓
⑤チケットや体制を見よう見まねで盗む
↓
⑥とりあえず自分の集団の評価価値をあげる。無理矢理海外行くとか、脚本家が誰だれとか、アクションつけるだれだれが凄いとかとか…。
最近そういう者に共通することがある。
①逆恨みだかわからないが結構俺に影響されてる。そういえば音や演出をパクった奴もいたっけ。
②自分が必ず重要ポジションで出演する。
③演出もしちゃう、殺陣とかも口出しちゃう、他…。
④ナルシストである。冷静にみれないので共演者はたまったものではない。すぐ離れるし、勘のいいのはすでに気づいている。
⑤殺陣や舞やダンスにエンターテイメントという名前で逃げる。芝居や演技を前に打ち出さない(俺に演技や演出でかかってこいよ《笑》BY蜷川幸雄)
↑
悔しくて、ひたすら勉強したっけな…。
それにくらべて…。
私がなぜこういった合理主義と戦うのかー。
簡単である。
答えは
『日本に二流を蔓延らすな!』
いやなんとか賞とったから一流でしょ、みたいな。
蜷川さんだって最初海外一発目は大変だったんだ。素人がチョコチョコ出てって賞とったからってそのイベント事態怪しいもの。昔『カナダに進出!』とかいって皆、凄い!
とかなっちゃったんだ。
写真みて、花渡されて、凄い!って。で、調べてみたらきちんとしたホール(劇場)じゃないわけ。なんと老人ホーム

みんな騙されちゃった!しかもカナダや他の国との要は合同企画。
さあ、みんな、小さな老人ホームで国際交流

…。
( ̄▽ ̄;)
あのね。
まず…
合同企画は『海外進出』っていわないの。
自分の集団が、実力が、まず日本の老舗としてきちんと認められて国内にきちんと根付き、海外のプロデューサーに誘致されて初めて『海外進出』なのよ。だから俺はできるって言ってるの、幸い海外の本物のプロデューサーはいてくださるから。明日にでもニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、北京で芝居はうてる。いや、マジで。でもまだだ。なぜか。
私は海外のシビアを知ってる。今の自分の演出能力や周辺役者最大実力も知っている。
井の中の蛙、大海を知らず。
まだ通用しないんだって、マジで!
だから儲からなくても立て続けに打つのさ、役者を伸ばし、芝居を、演劇を、愛しているから。
私は海外で演劇を本格的に学んだ。だから嘘八百はいくらでもつける。『TPIE国際教育認定』も演出家として、教育者として持っている。だから彼らのように自分の心の虚構を埋めるための『情報操作』ならばいくらでもできる。
ただ、ひとつだけ守ってほしいルールがある。
※ナルシズムを、棄てなさい。日本の役者の『演技』技術向上を優先なさい。
『代表』って言葉の重み。
『まだわからず、わかれば逃げだすと思うが、逃げるならば初めからやるんじゃない』
私の時代はそんな風に、注意をしてくれるお客様ばかりだった。
確かに役者でたてば
①ファンに騒がれる
↓
②慣れる
↓
③共演者に『ファンがいる風にアピールし』自分は凄いんだぜぃ、アピールに発展する
でも私はそれが限りなく虚しく思う。
ファンサービスは大切だ。でも、ナルシズムはいらない。
ストーリーの中で生きている役者にとって本当に必要であるとは思えない。
演劇は芸術だ。
お客様が感動する
素晴らしい芸術だ。
自己充実感を埋める、ナルシズムの、ナルシストのエサではない。
私は、戦う。
私の超一流と
徹底抗戦する。
演劇界のトップの教えー。
あの人達から見れば当然のことを守る為に。
『筋』
これが唯一の『ルール』
間違っても、治す。
先日、私自身も筋違いをしてしまい、涙ながらにプロダクションに謝った。
懐の大きな社長はやはり大物。笑って許してくれた。
もちろん厳しく怒られて当然だし、何を言われても仕方ないという厳然な気持ちだった。
人間、いや、特に、舞台人で一生生きていくというのはこういう事ではないだろうか。
本気かどうか
は
ここで決まるのではないか。
このブログをみている人に
初めて問いかけわかってほしい
ナルシストはいけないということ
すべては
自分のためよりお客様のために!