
ネトゲ廃人という言葉がある
ネットゲームにはまってしまい一日中やっている人である
差別用語なのか何なのか私にはわからないが
廃人=なりたくない対象
と人々を洗脳するにはもってこいの言葉である
AKB48を全財産尽くし追うファンは果して『AKB廃人』だろうか
果して私達は『芝居廃人』でこの世の大半数は『お金廃人』なのだろうか
となると、毎日牛乳を飲んでリラックスする僕の友達は『牛乳廃人』。周りには『睡眠廃人』『恋人廃人』『ツイッター廃人』『アメーバblog廃人』『礼儀、挨拶できな廃人』と、色々な廃人グッズが揃っている
という事で答えは簡単
ネットゲーム廃人とは、ネットゲームが現実(リアルと感じてる)なのである
だから彼らは幸福だし廃人扱いするのはおかしいのである
何をリアルに感じるかは、それこそ自由である
ただし、先にあげた、ツイッターとアメーバは要注意である
誰が何の意図で書いたかもわからないバーチャルの中での『文字』の積み重ね
これをリアルにとってしまうと人は、特にアナログの言葉や文字を扱う役者にとっては「百害あって一利なし」だ
「今日は大変だった」
アメーバだかなんだかにカキコミがあるとする
役者で例えれば
K君がこう書いたらすぐにHさんが
「みんなストレス溜まってるよね」
と書く
それに答えるようにH君が
「みんな疲れてるんだよ」
と書き最後にSさんが
「明日も朝早いよぉー嫌だなぁ」
と書く
これだけでリアルは不満へと傾く、しかし実際はK君はこの日バイトでNGでした。だからアメーバなんだかには「今日は(バイトが)大変だった」と、書いたつもりだったらしい。
しかもこの日、Hさんは稽古を遅刻をし、皆に白い目で見られた後でした。
そしてH君はこの日、後半の稽古なのでオフ(だからみんな疲れてるんだよは、予想にすぎなかった)最後のSさんはバイトの事でした。
これは実際に何ヶ月か前に起こった本物のやり取りです。私の耳には色々なものが入ってきますが、上記の『アメーバ廃人』はかなり深刻。文字だけのリアルを受け取れば一気に現状不満、真意を知れば皆でがんばろう、とリアルが180度変わる
だから『アメーバ』『ツイッター』は、特に役者は自分が実力ないうちはやらない方がいい。私の師匠も同じ事言ってた。という私もblogやるけどコメント欄は封鎖している。惑わされない為だ。
特に若者は注意した方がいい。役者は実際相手と会い、話し、認識する商売だ。
リアルを奪われてはならない
君の『自分が決めた自由』は、誰かに埋め込まれた
ものである確率は高いからだ