
私が初めて出会ったお芝居は実はつかさんの芝居だった。
つかさんのお弟子さんにあたる、今や名のある『天体観測』などの脚本家の秦さん、『パッチギ』の脚本家の羽原さん、そして元アフリカ座の吉崎ひろとさんの三人に、プロダクションで、私は初めて演技を教えて頂いた。
なかでも羽原さんのワークショップ中、一緒に受けてた小栗旬が、となりの部屋でよくサボっていた事を思い出す。
羽原さんはつかさんと同じく『口だて』で、物語は本番過ぎても変わってゆく。特設クラスでプロダクションが選抜した7人位しかいなかったのに、まだ高校生だった小栗は『口だて』が嫌で逃げていたのだ。
そういえばあれはバレてたはずだが大物だから仕方なかったのかな。
元に戻ろう。
つかさんの本にも、私が教わった方々にも、共通することがある
それは『声』
『声』は鍛えるものだ。
声帯は筋肉でできている。正しい方法でまずは声帯をそして身体を
鍛えるきだ。
『声』を自分の『武器』にできる。
特技は?
『声』です!
このことを念頭に『ロミオ&ジュリエット』は進めて行こうと思う。