Author:ikitasuku
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伏見奉行所跡にある枯山水。なるほど素晴らしい。
静寂の中に広大な宇宙を感じる砂は海。
実際の奥行きよりはるかに広がる果てしない世界の始まり。
そしてまた・・・静寂。
過ぎゆく時代と来るべき時代の交錯に縛られず
静かにぽつりと佇む聖域
耳を澄ませば。
耳を澄ませば。
心休まる高瀬川の流れ。
今日は四条から新撰組が徐々に敗退してたたかった鳥羽伏見までチャリで南下した。
今や高速道路が立ち並んではいるが、ここはかつて、幕府軍と維新志士が最大の激闘を戦ったところなのだ。と感傷に浸っていたらまた道に迷った。ずっと南下していればよいと思ったら高速の手前で『宇治方面』の看板が出てきてしまった。
伏見から宇治に行くには大きな橋を渡る。何せここら辺はもともと海で湾岸貿易で栄えた坂本竜馬で有名な寺田屋の近くらしいのだから。
さまよって自転車をこいでいるとおいしい酒工場が並んでいる。そう、伏見の地酒。月桂冠のしぼりたても工場直売。よだれが出るのを必死で耐え、寺田屋や伏見奉行所門に先回り。
刀傷などをみるがこりゃ嘘っぽい。
伏見奉行所は新撰組が出陣した瞬間焼けちゃったので門だけ。今は神社でそこから湧き出る地下水はとても美味であった。
大阪城で療養しに行く道中、もしかしたら総司も病を治そうときっと飲んだのであろうな・・・・